Solution-創作ネタ置き場

個人サークル「Solution」としての音楽と、おまけの小説、あるいは創作全般のあれこれについて。雑談も多め。

【雑記】note.muが無名DTMerの味方だって話

この情報がDTMerの助けになればな、と思っています。

まずは概要から

しょっぱなから『note.mu』の紹介を長々とされても困ると思いますので、まずはざっくりとした機能を紹介します。

  1. 小説だろうがイラストだろうが音楽だろうが、何でもアップロード出来る(倫理的に問題あれば別ですが)
  2. コンテンツに無料・有料が設定できる
  3. 初期費用は不要(プレミアムコースの課金あり)で、有料コンテンツの一部から手数料を徴収される形式

特に3番が重要で、ローリスクハイリターン(通常、¥100~¥10,000)も狙えるのです。
もちろんその価値があると思われなければ買われることはないですが、リスクが低いのは確かです。

他のサービスとの比較

例えば、音楽配信サイトに配信できるサービスに登録することを考えて見ましょう。
一般に、(記憶が正しければ)シングルの配信で年額1,500円、アルバムの配信でその約3倍。
それに比べたら、noteでは10%の徴収で済むので、利益こそ多少減りますが、リスクはほぼ無いと言ってよいでしょう。

近いシステムに、pixiv BOOTHもありますね。
あそこも、基本的に売り上げの一部を徴収という形になっています。(倉庫利用の場合、長期保管に費用がかかりますが)
ただ、pixiv APOLLOなどのイベント中でない限り、基本的には同人誌を扱う場所なので、あまり注目されないでしょう。

一方のnoteは

で、noteの話に戻ります。
BOOTHの場合、基本的に同人創作物(同人誌、同人CD等)を扱うものなので、それ以外のコンテンツを扱えません。
一方、noteは、小説やコラム、イラストや音楽に至るまで、様々なコンテンツ(と言っても数種類ですが)を有料化できます。

有料化

有料化に関しては、

  1. 価格は¥100から設定可能
  2. ファイルのアップロードはmp3のみだが、Dropbox等をうまく使うと、その他のコンテンツも提供できる。
  3. テキストコンテンツは「有料ライン」というものが設定でき、途中まで無料、途中から有料という風にも出来る。

といった点が挙げられます。
「その他のコンテンツ」と書きましたが、当然問題のあるコンテンツの配信は出来ません。
→noteクリエイター規約『8.禁止事項』参照 https://note.mu/terms
自分の場合は、MIDIファイル、楽譜(PDF)、更新のあったmp3ファイルなどに止めています。

デメリット

もちろんデメリットもあります。

  1. TwitterのようにTLが流れてしまう(マガジン機能で取って置けますが)
  2. 無闇に有料化しても売れるわけじゃない(無料で見れる部分がないと、どんなコンテンツがあるのか分かりにくい)
  3. 漫画だと一括のアップロードが難しい(テキストコンテンツとして、1枚1枚選択して掲載)

1番が特に悩ましいですかね。マガジン(コンテンツのまとめ機能)を使えば問題ないといえば問題ないのですが。
もちろん、ストックする必要の無いトーク(ツイートに相当)は流れても問題ないでしょうけれども、配布コンテンツ(有料のものは特に)はまとめ用のマガジン・ノートを用意すると良いです。
あるいは、それとは別にまとめ用のサイトやブログを作っておくのも良いと思います。

(今ならではの)メリット

あと、付け加えるとしたら、逆にこんなメリットがあります。

  1. 予想に反してPVが得られる
  2. 有名DTMer(というよりボカロPさんあたり)がまだ少ないようなので、参入するなら今。

仮に参入してきたら、またやり方は変わってくるかもしれませんが、大手になってくると大体が同人CD販売などでやりくりされているような方が多いので、そこまで重要視されるようなところではないような気がします。
それまでは、noteユーザーも極端に多いというわけでもない(※)のですが、PV数自体はそこそこ多いので、やり方しだいでまずまずの利益は上げられると思います。

※→音楽界隈で見る限りは、ですが。
PVが多いということは、結構なジャンルのクリエイターさんがいらっしゃるようなので、例えばイラスト界隈の人と交流を深める、といったこともしても良いと思います。

視野を広げるものとして

Twitterに似た画面とはいえ、RT機能に相当する機能がないなど、交流という面ではまだまだ不十分な気もしますが、「おすすめ」画面に行けば、色んな作品やエッセイなどに出会えます。
そういったところから、視野を広げていくと、note.muも面白くなると思います。

とりあえず最初は、同じ界隈の人と一緒になってみましょう。

以上、note.muの紹介でした。