一太郎をはじめました
今回は日本語特化のワープロソフト「一太郎2017」の紹介です。
ショートカットの設定がややこしいのが惜しい。
一太郎とは
概要
日本語特化のワープロソフトとして30年
「一太郎」は日本語のワープロソフトとして30年も続いている大御所ソフトシリーズです。
何より、日本語変換ソフト(IME)の「ATOK」との合わせ技が非常に効果を発揮するソフトなので、ひたすら文章を書きたい人にお勧めのソフトです。
スマホ向けには、ATOK for iOSが登場
何より日本語変換ソフト「ATOK」がiOS用IMEとして出たのは大きいです。
「ATOK sync」の月額課金コースでPCとも共有できるのがなおさら。
ATOKの使い勝手(変換精度)を試したいなら、ぜひiOS版でお試しあれ。
「一太郎2017」は物書きへアプローチした製品へ
注意したいのが、ここで言う「物書き」は「ブロガー」ではないということ。
もちろん、文字数カウンターや校正ツールは非常に便利なので多用しているのですが、それ以外の部分がいまいち操作しづらいのが「うーん……」となってしまうところ。
とはいえ、確かに小説向きな機能が多いので、上手く活用していきたいところです。
画面設定が細かくオーダーメイド出来る
これがなかなかありがたいですね。Wordだとなかなか出来ないので、ここで好みに変えてしまいましょう。これは縦書きの文章を書くときなんかにも結構活きてくるものも多いので、細かく設定してみてください。
参考までに、自分の設定を以下にまとめておきます。
編集画面
行間ライン | あり(薄い) |
ルーラー | 表示 |
スクロール開始位置 | やや中央寄り(5行) |
スクロール方向 | 横方向 |
画面切り替え | 視覚効果あり |
背景テーマ | Walnut |
ネーム | 入れない |
操作系
シンプルメニュー | 通常 |
入力アシスト | |
・括弧の補完 | |
・縦組み文書の半角数字を縦中横 | |
・キー割付 | Windows |
・ファンクションキー | 小説用 |
・起動時スプラッシュ画面 | なし |
安心
自動バックアップ | あり(3分) |
バックアップ履歴 | あり(文書の終了時) |
よいところ
ATOKとの連携による快適操作
やはりこの部分がかなり大きいと思います。どうも「ページ数が多くなってくると重くなる」という情報もあるようですが、ブログ記事程度(1,000~5,000文字)であれば問題なく使用できます。
もう一歩!なところ
ブロガー向けではないのがなんとも惜しい
定型文を簡単に呼び出せれば、例えばはてなブログとかその他マークダウン記法のあるブログにとってはすごく便利ですし、そこは工夫次第なところはあるのかなあ、と思っていたり。
とはいえ、ブログ向けに、出力時にタグ変換する機能があると凄く便利になると思います。(はてなに対応してくれないかなーと今後に期待してるので、こういう変換出来ないかなーというのを今度まとめてみます)
ショートカットキーの設定が面倒くさい!
本当はこの記事で、「こんなキー設定にしてますよ!」と紹介したかったのですが、
- 設定画面が小さい
- 割り付け(ショートカットキー設定)のインポートが分かりにくい(テキストベースでは無い?)
- メニューが探しにくい
- せめてメニューバーからのメニューを右クリックで、割り付け設定が出来ないだろうか
まとめ
以上、色々と感想をまとめてみました。不満点もまとめてみましたが、素材が良い分、その分まだ伸びしろのあるシリーズなので、今後に期待です。
ちなみに、Word(というかMS Office)があれば乗り換えとして特別優待版でインストール可能なので、ぜひお試しあれ。
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