【音楽・雑記】それ、ボカロでやる必要あります?
自分がこう聞かれたら、即答で「ない」と答えます。
いつもの要素分解の戯れです。ほぼ自問自答のお話。
ふと思っただけです
本当は『ボカロP始めました』みたいなタイトルにしたかったんですが、結局このタイトルに行き着く話なので、こうしました。
何が言いたいかと言うと、「自作曲は、『人脈や自己完結出来る能力さえあれば』、別にボカロである必要はないのです」ということ。
でも『』内が結構大事で、『少しの協力とかあったり、一人で全部出来るんだったら苦労しねえよ!』って意見も飛んでくるでしょう。もちろんそれは想定内ですし、むしろ自分がそうです。
まあ、ボカロでやる必要ないのって、
- (歌ってもらうなど)人脈がある→NNIカテゴリへ
- むしろ自分が歌える→同じくNNIカテゴリへ
- VOCALOIDカテゴリだと埋もれてしまう
ってあたりでしょうか。最近はボカロPがそういった自己完結出来る能力を持っていることも少なくないので、『別にNNIカテゴリでいいじゃん』と思うことがしばしばあります。
じゃあ反論として、ボカロでやる必要がある場合は何だろう、とも思ったのでこれもいくつか挙げてみます。
- 人脈がない
- ボカロPとして定着してしまったため
- 単純にNNIよりVOCALIDカテゴリの方が注目されやすいため
といったあたりでしょうか。VOCALOIDは知名度が高すぎるし、NNIだと知名度がなさ過ぎて駄目だし、といった印象があるのは自分だけでしょうか。
結局自分はどうなんだい、って話で
個人的なお話をしてしまえば、「ボカロである必要は無いけど、歌ものにしてしまった以上、人脈が無いから手段として使っているだけだし、一人である程度完結させられて楽といえば楽」ということです。
逆にインスト曲に仕上がったらNNIで十分なのです。
とはいえ、どうせ今から参入しても、チャンネル重視の傾向にあるというニコニコ動画では、どちらにしろ参入の余地が無いのです。
今やっているシリーズは、あまりキャラクター性を求めてないですし、それゆえ初期の案として上がっていた鏡音リン・レンを使うのをやめたという事実もあり。
設定を濃く深く作り込んだ曲でも無いので、それに対する愛着も特になし。(一方で、自作曲だから完璧にフリー素材みたいな扱いにはしたくないというわがまま)
かといってYouTubeで良いかというと、土壌的に合うか分からないというところも。
YouTubeだと、また宣伝の仕方が変わってくるので、安易にくら替えしたくないなとも。(今までNNIでやってきてますし)
あと、作品の作り方が、世界観重視のものでないのもある程度影響してるので、ある程度派生文化が存在する(ように見える)ニコニコ動画で、という考えがあったり無かったり。
自分の作品が置かれる立場というか、居られる立場というのを、もう少しじっくり考えてみたいと思います。