ごく個人的なプロデューサー観(4/10追記)
前半で校長先生の話並にクッソ長いP歴を語ってますが、その辺すっ飛ばして『「荒木比奈」というアイドルのN(ノーマル)をロックしていた話』あたりからご覧になることを強くお勧めします。
(アイマスカテ初進出記念に全部振り返ったら長くなったんです……)
お時間に余裕のある方はスナック片手にご笑覧ください。
(4/10 動画の扱いに関して訂正追記)
(4/10 ちゃんとした後書きと解説)
当の動画です。
- 「プロデューサー」とは
- 以下自分語り
- そして今思うこと
「プロデューサー」とは
THE IDOLM@STERシリーズ(以下全体を指して「アイマス」)、特にシリーズの1つである「シンデレラガールズ」(同「デレマス」*1)における「プロデューサー」(以下、場合によりPと略記)について簡単に説明します。
アイマスにおけるプロデューサーについて
ここでいうプロデューサーとは、言ってしまえば単に「プレイヤー」のことを指すのですが、ゲーム内においては、「マネージャー」と同等の仕事をしているうえ、アイドル達を「プロデュース」する、「企画」としての立場も兼ねているようで、アイドルたちとのやりとりの中でも様々な提案や交渉を行っている人物でもあります。
そもそもアイマスとはどういうゲームか
プレイヤーは、ゲーム内のアイドル達の「プロデューサー」となって、アイドル達を様々な仕事・レッスンをさせて育成させていく、要するに「育成型」のゲームシリーズです。
ただし、根本の要素は同じではある一方、新たに「音ゲー」の要素を盛り込んだ「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(公式略称「デレステ」*2)も存在します。
割とアイドルのプライベートにも関わってる
デレマスに限って言えば、アイドルのお忍びでの町歩きや、休日のはずなのにアイドル達と打ち上げで遊園地に付き添いしています。(後者はデレステでの描写が多いですかね)
場合によっては、まあマネージャーみたいなものなので、アイドルの自宅に迎えに行ったり、逆にアイドルの自宅に呼ばれたりもしています。
平たく言うと、めっちゃ距離が近い。
以下自分語り
(※クソ長いので忙しい方は荒木比奈の話になるか動画の話まで飛ばして頂いて結構です)
話を戻して、それを踏まえつつ、様々なP観があると認めた上で、個人的なP観を語ってみます。
当初は全く興味が無かった
アーケード・コンシューマ機時代のアイマス(*3)は、もはや「知らない」レベルで、たしかヨドバシAkibaが出来た頃にようやく見かけた気がします。それまでは本当に知りませんでした。
デレマスの登場が約5年前
この頃も、ちょうどその頃はニコニコ動画の一ジャンルとして存在していて、認識はしていたものの、やはり全力スルー。そもそも育成型ゲームをやるだけの根気が無く、後述のとおり、アニメを観てからようやく登録した気がします。
そしてデレマスアニメ1期開始
以下同文。ちなみに間に1クールはさんでの2クール制でした。(このあたりからか、アニメの舞台のプロダクション「美城(346)プロダクション」に由来して「346」とも呼ばれます)
2期開始
……後の5話目(18話)あたりからようやく見始めました。もちろん1期1話からさかのぼって全部視聴しました。ここで、アイマスに色んな「音楽」があることを知ります。
おそらくこのあたりから、「アイマス」に対する妙な偏見(オタク的とかそういうもの)が無くなった気がします。大好きな「音楽」という切り口で見れば、確かに良い曲が揃っているし、「愛してる」「大好き」みたいなLOVEド直球みたいなラブソングもそれほど多くなかったですので。
ここでようやく、形だけモバマスに登録、特に担当(いわゆる「推し」)のアイドルはいなかったものの、最初のキャンペーンだかパネルミッションか何かで、[キャンディアイランド]双葉杏を手に入れた記憶があります。
そしてデレステへ
「デレマスに音ゲー版が出る」。それを聞いたとき、真っ先に事前登録を済ませました。音楽に惚れてアイマスに入った身としては、音楽と通して「知る機会」となることは、とても嬉しかったのです。
補足:デレステのゲーム形式
ほかのソシャゲ同様、「カード」(キャラクター)が存在し、それぞれステータスが割り振られているわけですが、デレステにおいては、それはスコアに影響する要素であり、クリアの成否を決めるのは、一部特技(スキル)を除いてはプレイヤーの腕次第なところが大きいゲームです。
また、アイドルの集め方も、基本的にはガチャ(※バンダイナムコは商標として「ガシャ」)のほか、楽曲のプレイ報酬(イベント以外はレアリティの低いカード)が中心になります。
カードのステータス値
レベルのほかに、
- ライフ
また、レベルに応じて上がる、
- ビジュアル
- ボーカル
- ダンス
のステータス値があります。だいたいの高レアリティのカードは、上記4種のどれかのステータスに特化しています。
楽曲プレイ中の判定
良い判定から、
- PERFECT(スコア大)
- GREAT(スコア中)
- NICE(スコア小、以下コンボ終了)
- BAD(スコア極小?、ダメージ小)
- MISS(スコア0?、ダメージ中)
です。ダメージによってライフが0になるとゲームオーバー(ジュエル消費のコンティニューあり)。
ものの見事に片足を沼へ(ただし「音楽」限定)
しかしかれこれ15年以上は音楽をやり続けている身としては、楽曲をプレイすればするほど、色んな音楽に触れられるので、それはもうハマりました。とはいえ、最初は難易度REGULAR(ふつう)~PRO(むずかしい)の一部までが限界で、時折開催されるイベントに参加するだけの実力と根気、またカードも十分に揃っていない状態でした。
初Sレア、[大器晩成]道明寺歌鈴
記録を取っていないため、正確な日付は覚えていませんが、少なくともいま揃っているSR以上で最古参であることは分かっています。まだまだPROでもむーりぃな曲が存在していた自分にとって、回復スキル持ちの彼女の存在は大きな助けになりました。彼女のおかげで何曲がクリアまでこぎつけたことか。
その後、SR片桐早苗などを揃えながら、プレイを進めていきました。
そして初スカウトチケット[ぐうたら王国]双葉杏
期間が限られていて、有償ジュエルでしか買えない、となれば、買うしかないです。その時恒常(期間限定でない)SSRでパッと思いついたのが彼女でした。彼女は未だにキュートメインユニットでのセンターを守り続けています。
そしてこのあたりからハイスコアラッシュ、そしてプロデューサーLvもぐんぐん上がりました。というのも、偶然にもキュートメインユニットがほぼ全員ビジュアルステータス特化だったのです。
デレステイベント本格参加
デレステイベントに捕獲参加したのは、たしか「Near to You」の頃だったと思います。その頃にはようやくクール、パッションそれぞれのユニットも含めてSRがそろい始めた頃だったので、そこからちょいちょい参加し始めて、最高位がFlip Flopの8万位台だったかなと。桜の頃もギリギリボーダー突破で上位報酬[桜の頃]依田芳乃(通称よしのん)を獲得できたのですが、よしのんの声をここでようやく聞いて、よしのんPの頭が溶けてないか心配になりました(自分はなりそうだった)。
「荒木比奈」というアイドルのN(ノーマル)をロックしていた話
さて、ようやく本題に入れます。クール属性、でもどちらかといえばキュート属性っぽい。日陰者と自称する漫画描き、それが「荒木比奈」です。
最初は、同じくオタクであり、小説書きとして同じように物語を書いているゆえか、何かシンパシー(共感)を感じさせられて、なんとなくユニットに入れていた記憶があります。
特にコミュを見る限り、あまり目立ちたがりではないけれど、自分がアイドルに、と聞いてニヤけるくらいには夢を持っている、そんな印象でした。
とはいえ、SRはいつまで経っても獲得できず、スカウトチケットもまあ普通はSSRの補強に使うことがほとんどだと思います。なので、結局、N+カードをとりあえずロックしたまま放置、という風になりました。
この時点でも、特段「担当」というのも、次の話になるまでは決めていませんでした。
そして2016年12月
2016年12月18日、その日の朝方、運が悪いのか良いのか、SSRを引いたばかりでした。これで完全に「やべえ、またクール属性が補強された」とぬか喜びしていたところに、15時、ガシャ更新はやってきました。
タイミング的に「脱稿」、そしてカード名。色々と卑怯すぎるSSR[ネクスト☆ページ]荒木比奈、登場。
これほど、何も考えずにガシャを引いたのを後悔した日はありませんでした。そして、ただ欲しいだけではなく、「一つの物語の筋書きが見えた」気がしたのです。
物語の筋書き
言うなれば「シンデレラストーリー」でしょうか。と言ってもたいしたものでは無く、動画として上げさせて頂いた「お話」の、その筋書きが見えた気がしたのです。多分、小説書きの性(さが)だったのかもしれません。
このとき、「『荒木比奈』の担当になろう」と思い、また、次の生誕祭で何かお祝いしたいと思ったのです。(しんげきや第6回総選挙を見据えるとなおさら後に引けないので)
余談2:ミリオンライブ、SideMとの出会い
担当を決めてから、「もっと視野を広げてみたい」と思い立ち、まずはミリオンに参加。そして、2016年末の「行くm@s来るm@s」を観て、SideMにも興味を持ち、こちらも登録。
今はおそろかになっているところはありますが、プレゼンされれば知ってみようという気概だけは忘れずにいようと思っています。
そして年が明けて、SSR[ネクスト☆ページ]荒木比奈、お迎え
さて、年が明けて運営からのお年玉(無償ジュエル)と、それにあわせて有償ジュエルでのスカウトチケットのお知らせ。事前に噂があったとは言え、20連分の有償ジュエルを使い果たしてしまった身としては、スカウトチケットが「確定ガシャ」(もはやガシャでない)と言いたくなるほど、その値段など安く思えました。
そうしてSSR荒木先生をお迎えしたときは、感動よりも安堵したような記憶があります。
そしてデレステでの現在
所持カードの中でもトップクラスのボーカル値を持つSSR荒木比奈は、もちろん前線で大活躍。数々のスコア更新に大いに貢献し、Vocal Burstのイベントでも中心的存在です。
そしてMVやコミュを観て、「うん、ちゃんと可愛いんだよな」と親馬鹿ならぬ担当馬鹿を発揮しつつ、日々のプロデュース活動に精を出しています。
荒木比奈生誕祭2017
そして上げさせて頂いた動画、歌。いま、どう観られているのかは分からないのですが、もし、この動画で「荒木比奈」のことを知って頂いて、ユニットに、あわよくば担当に加えて頂ければ、一人の担当Pとして冥利につきます。
そして今思うこと
担当を持つということ
多分、担当が決められなかったのは、小さい頃から、多くのキャラクターがいる「ポケットモンスター」が大好きで、ずっと(と言ってもSMは未プレイ)色んなポケモンを観ていたように、シンデレラガールズに対しても、同様の視点で見ていたのだと思います。
その中で、最も共感し、物語の筋書きを見出させてくれた、荒木比奈というアイドルの存在は、アイドルマスターというジャンルに腰を据えさせるには、十分過ぎるものでした。
Pとしての立ち位置
しかしながら、「担当」を自称はするものの、どちらかと言えば「ファン」のような立ち位置の方が性に合う気がします。彼女も似ている気がしますが、率先して前に出るような性格でもないので。
なので、これまでも、またこれからも、ステージ袖で、一歩引いたところから、彼女の姿を見守るような、そんな担当Pでありたい、と思っています。
最後に、動画の余談
動画を作ろうと思った当初、色々と細かくコンセプトを書き出してはみたのですが、結局ほとんど観ないまま、副業の繁忙期を経てようやく手を付け始めて、結果的に急ごしらえになってしまったのが非常に申し訳ないです。でも、作ってみてまずは満足しています。
歌を与えることで起きる影響というのは想像しきれませんが、これが自分なりのプロデュースの仕方だ、と胸を張っておきたいと思います。
もし反応が良ければ、他のアイドルの楽曲にもチャレンジしてみようと思います。
*1:※「モバマス」と表現するPの皆様もいらっしゃいますが、これについては、後述の通り「Mobage」版(ソシャゲ版)の方を指すものとします
*2:この公式略称が存在するため、「モバマス」を「デレマス」と呼ぶと似たような響きで並んでしまうので、個人的にはあえて「モバマス」と呼んで区別しています。なお、男性版「アイマス」である「SideM」については単にそのまま、もしくは「Mマス」と呼んでいます
*3:この辺を指して通称「765」「765AS(オールスターズ)」と呼ぶ((ナムコ(現バンダイナムコ)が制作したことに由来のはず
*4:実際、完全に運を使い果たしたと思い、この程度の覚悟しか出来なかった