【漫画紹介】フラウ・ファウスト(既刊3巻)
ダークファンタジー×悪魔との契約。
さて、漫画『フラウ・ファウスト』について。
ジャンルとしては『ダークファンタジー』でしょうか。
作者は『魔法使いの嫁』のヤマザキコレ先生。
- 作者: ヤマザキコレ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/04/24
- メディア: Kindle版
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元々ダークファンタジーも好きだったことや、ジャケットに惹かれたというのも相まってKindleで購入。
100年の時を生きるファウスト(作中では『ファウスト博士』と呼ばれることも)と、知識欲の高い青年・マリオンとの出会いから始まります。
なぜ100年も生き続けるのか、という理由についてはぜひ作品を読んでいただきたいと思います。
また、作中にはよく「異端審問官」という人物が出てきます。明言はされていませんが、キリスト教などを意識して、魔女であったり錬金術的なものを取り締まる、宗教警察のようなものですね。
主人公(ファウスト)達と、異端審問官との駆け引きにも注目です。
個人的な好みで言うと、『線が綺麗』というのが特徴だと思っています。
人物もさることながら、中世ヨーロッパの世界の建物を意識した*1描写というのが非常に詳細まで描かれているのがポイントです。
本当はもうちょっと書きたいのですが、せっかくの楽しみになると思うのでここまで。
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*1:巻末のあとがき漫画で作者が述べている通り、食物など実際の中世には十分になかったとされるものも、描写として必要だとして取り入れているとのこと