スカやふたりオムニバスを続けるにあたって考えていること
うらひと @Urahito です。
サウンドオルビスさん @soundorbis のブログ記事に影響を受けて。
www.soundorbis.com
プロを目指す気はさらさらないですが、この道を突き詰めるにあたって考えていることをいくつか。
自作曲はコンセプトを元にした二次創作である
「オリジナルなのに二次創作?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そのコンセプトも自分で考えたものなので、結局は一時創作と言うことに鳴るだけで、基本的な作り方(考え方)というのが二次創作に似ている、ということを言いたいのです。
スカ曲にも世界観がある
スカ曲では、基本的に2通りの編成を決めています。そして、それぞれに「演奏しているキャラクターがいる」という裏設定があり、その熟練度も加味した作曲を行っています。
例えばファゴットパート。このパート担当は小学校高学年~中学生くらいを想定しており、「Sky Journey」では、中音域を中心に、音の移動も少なめに設定しています。
要するに、「演奏する人を仮定して作曲している」のです。しかしながら、それゆえ、経験の無いパートの難度を把握し切れていないのも事実です。これはゆっくり勉強していこうと思っています。
あと、世界観と書きましたが、当然現代です。喫茶店をライブハウス代わりに活動しているバンド、という設定なのでジャズ曲のスカアレンジもやっているという設定もあります。(これが「Jazz 2 Ska」にも通ずるところがありますね)
設定をつけることで、どんなサウンドがするか、という考察をするのも楽しいですし、ソロパートを書くのが何より楽しいです。
ふたりオムニバスシリーズは強いコンセプトがある
そして、「ふたりオムニバス」シリーズ。この「ふたり」という概念には強いこだわりがあります。
単にカップリングという意味だけでなく、もっと緩い、友情とか家族愛、児湯代アイなども含めた解釈のために、この「ふたり」という表現を使っています。
曲を書くときは、箱庭感であったり、登場する「ふたり」がお互いを意識したり、会話しているイメージを持っています。このあたりはちょっとミュージカルっぽいでしょうか。
そして、曲ごとに置かれるサブテーマ。これを意識しながら、視点を1人のみにするか、2人にするかを決めて、歌詞を書いています。
そして、ふたりオムニバスの世界観もまた、現代都心、みたいな設定が中心です。一部、やや例外的に曖昧にした曲もありますが、これ自体は重要ではないので、その場その場で楽しみながら書いています。
必ず、「何らかの関係のあるふたり」をテーマとしている以外は、「こうでないといけない」というルールはなく、その場で自由に書いています。
一方で、曲そのものはスカの編成を流用したりしているので、作曲そのものはスムーズに行えています。
二次創作ゆえ、一次創作として見ると分かりにくい部分はある
特にふたりオムニバスシリーズでよく起きるのですが、「作っているときは楽しいのに、作ったあとはよく分からなくなる」という現象が多々あります。それは「オリジナル曲」として見ているからで、「何かの二次創作」として見ると、その面白さが分かってくることが多いです。
最近、その視点を忘れていたので、その視点に立ち返って、創作を頑張っていこうと思います。