ライフログを3分類にした話
なぜ3分類か
ライフログという言葉が聞かれるようになってから久しいわけですが、特にEvernote以降、またiOS 8(ヘルスケアアプリ)の登場以降でその動きが加速しているように思います。しかしながら、記録できる者が増えすぎて、IFTTTとかで自動化しても、振り返りきれないものが出てきているのでは無いでしょうか。自分がまさにそれなのです。
3分類に分けるということ
ライフログには、例えばTwitter、またはブログ記事、あるいは家計簿などがありますが、それぞれが自分の考えた以下の3分類に分類できる(当然個人差はありますが)のですが、分かりますでしょうか。
- ライフフロー(垂れ流しにして結局見ないもの)
- ライフストック(検索してたまに拾うもの)
- ライフログ(最低でも月に一度は何かに役立てるもの)
3. のライフログは簡単に分かるかと思います。「家計簿」です。毎月入る給料に対していくらの支出があるのか、といった立派な「ログ」です。自分は『Dr.Wallet』というアプリでなるべく手間を減らすようにしています。
2. のライフストックは、「ブログ記事」。一定の情報・知識があり、後で検索して確認することのあるものを指します。TwitterもFavLog等の活用次第ではこちらに分類することが出来ます。一方、Pocket(後で読む)などは、検索も出来ますし、振り返りに向いている、「ストック」としての役割があります。
最後、1.のライフフロー。これがTwitterでいうツイートそのものです。
もちろん、検索文字列を工夫すれば(from:@UserID など)出来ないことは無いですが、結局「さかのぼる」という作業が必要になるのであまり向きません。しかし、簡単に自動化する、と言う点ではあまり向かないので、流したまま忘れることの方が、個人的には多いです。なので、分類上は「フロー」となります。
そうする目的
目的でしては、IFTTTのアプレット(旧称:レシピ)の削減、そしてログの終着点、Evernoteのノート数削減です。あれをなるべく少なくして、手元で出来ることは手元で、ややこしいならIFTTTと言う風にするわけです。
管理しやすく、かつ手間をかけずに出来る方法を模索しようと、このようなことを考えついたわけです。Evernoteも、ノート数が10,000を超えるとデスクトップアプリではもっさりしやすいのですが、大半がほぼ空のツイエバのログばっかりなので……。
というわけで、次のように分類してみました。
運用予定の例
- ライフログ
- 毎日見返すので、特別な仕組みはいらないが、タスク管理アプリで毎日通知するとよい。
- ライフスタック
- 見返す可能性があるので、検索可能な状態にしておく。例えばブログ記事で後で読みたい者はPocketやEvernote(いずれもプレミアムプラン、特に前者推奨)に入れる仕組みなど。
- ライフフロー
- 関連する自動化レシピを削減する。(特にIFTTTを利用したTwitter経由でログに残すものは、IFTTTの他のサービスを介せないか調べる必要がある)
特に、最近では体重計・睡眠ログをWithingsに変更しようと思っています。あれはガシェットさえあれば、WithingsとIFTTT経由で直接ログを残せるので便利そうだと思っています。
最後に
まだ計画段階なので、実際どれだけ無駄を省けるかは分かりませんが、考え方の備忘録として残しておきます。